マーケティングにおけるパーソナライゼーションは嘘なのか
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顧客を見極め情報を届ける
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今回はターゲットの見定め方について考えてみましょう。
「ターゲットセグメンテーション」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは市場を細分化することを指しています。
しっかりとセグメンテーションを行うことは、ターゲットの明確化、それに対する戦略の考案、確立に大きく役立ちます。
ではセグメンテーションに使われる分類例を見ていきましょう。
4つの分類例
地理的変数
国、地域、人口密度、気候などによる分類方法。
代表例としてコンビニのおでんがあげられます。
東日本と西日本でだしの味が違うことは地理的変数を用いたセグメンテーションであるといえます。
人口動態変数
年齢、性別、職業、所得などによる分類方法。
最も使われることの多いセグメンテーションになります。
心理的変数
ライフスタイルやパーソナリティなど主に個人の趣向に関連することで分類する方法。
例えば、オーガニックのものであったり低カロリーのものであったりとパーソナリティに関する分類が主になります。
行動変数
使用頻度や用途などによる分類方法。
JINS SCREENがよい例になります。
モバイルデバイスの増加に伴いブルーライトカットのレンズを提案することにより視力補助のためだけではない眼鏡を生み出しました。
有効性を確かめる4つのR
Rank:優先度
優先するグループを考えること。
すべてのグループを平等に扱うのではなく利益につながりそうな層に重点を置くなど優劣をつける。
Realistic:現実性
そのセグメントが利益を生み出すために十分な規模のものであるか?
Reach:到達可能性
対象の所在を明確にし、情報が届くのかどうかを調べる。
せっかくターゲットを明確にしても情報が届かなければ意味がありませんよね。
Response:測定可能性
そのセグメントはユーザーへの影響力を数値化などの方法で測定できるかどうか
どれだけの影響を与えているのかを可視化することで適切なセグメントであるかを判断できます。
以上の4つのRを考慮することはセグメンテーションの効果を最大限引き出すことに繋がります。
多様化する顧客ニーズの中でより細かく分析することで新たなニーズを発見できるかもしれません。
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