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【 メディアリテラシー 】は本当に必要か?

【 メディアリテラシー 】は本当に必要か?

投稿日:2021年6月8日/更新日:2021年6月22日

メディアリテラシー

情報が氾濫する現在の世の中で人々が持つべきスキルとは何でしょうか?

1つの事柄には肯定的な意見、否定的な意見の双方から記事やニュースが作成されていることを忘れてはいけません。

中立的な立場からの情報と言うものは非常に少ない現在、人々が持つスキルはなんでしょうか?

【 メディアリテラシー 】という言葉を知っていますか?

 

今回の記事ではメディアリテラシーとは何なのか?なぜ重要なのかについてまとめていきます。

 

「 メディアリテラシー 」とは?

メディアリテラシーとは情報選別を行うスキルです。

様々な媒体から情報収集できる現在ですが、すべての情報が正しいと言えるでしょうか?

得られた情報を鵜呑みにするのではなく、ほかの情報と照らし合わせるなど自分で正確性を確認するスキルは非常に重要です。

このスキルが無ければ、間違った情報や偏った視点からの情報に踊らされてしまいます。

 

なぜメディアリテラシーが重要?

  • 情報の真偽が不明

インターネットやSNS上で発見できる情報のすべては正しいものでしょうか?

100%正確と確信できる情報以外はほかの情報も収集するべきではないでしょうか?

特に、SNSやインターネットなど、匿名で利用できるツールから得た情報などは注意する必要があります。

政府機関や公共機関、公式サイトなど公式に発表しているプラットフォームで情報の正確性を確かめる必要があります。

 

  • 情報や表現の偏り

1つの情報に対して様々な角度からの意見が存在することはごく自然なことです。

情報を収集する際にはこういった視点の違いなどをしっかりと理解しておく必要があります。

例えば、日本の新聞やTVに関してですが、以下のような位置付けと言われています。(あのTVや新聞はどっち?政治とメディアの右と左 | テンミニッツTV (10mtv.jp)

左翼                         右翼
テレビ朝日 TBS テレビ東京 日本テレビ フジテレビ
朝日新聞 毎日新聞 日本経済新聞 読売新聞 産経新聞

公共放送などでもどのメディアがどの視点に立っているなどということを少し覚えておくとよいかもしれません。

また、それぞれの媒体で表現の方法も様々です。

例えば、「前年度比5%減」と「10年前と比べて15%増」と言う2つの文言が同じ内容を指していても消費者が受け取る印象は大きく異なります。

こういった違いを把握して情報収集することも重要です。

 

  • 情報発信が容易

これは情報を収集する側ではなく拡散する側になった際に重要なことですが、例えばTwitterで正確な情報かわからない記事を共有したとします。

そうすると何が起こるでしょうか?

例えばその記事が個人に関するもので、間違った情報であればどうでしょう?

不利益や精神的ダメージなどネガティブな影響を与えることになるでしょう。

こういった問題を防ぐためにも目に見えた情報をすべて鵜呑みにするのではなく、自分で確かな根拠を集める事は非常に重要であると言えるでしょう。

 

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