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IoBとは?IoTとの関係性、IoBの活用事例について解説!

IoBとは?IoTとの関係性、IoBの活用事例について解説!

投稿日:2022年2月24日/更新日:2022年4月12日

IoB

IoBとは?

IoB(Internet of Behavior)」は「行動のインターネット」と呼ばれる新しい概念です。

IoBは顔認証や位置情報などの様々な情報をリアルタイムに収集して個人の行動を識別することでさまざまな処理に活かすことを目的として活用されています。

新型コロナウイルスが蔓延している現在においては、マスクを着けていない人に対する警告を行うなどのように活用されています。

また、現在注目されている自動運転の分野では、歩行者の挙動や顔の向きなどから、道路を横断しようとしているか否かを判断するために使われています。

 

IoTとIoBの関係

IoTで収集した情報を活用することでIoBは進化すると言われています。

IoTは生活のあらゆる場面で利用されるようになり、IoTデバイスから膨大な量のデータが蓄積・収集されています。

これらのデータから、趣味嗜好、行動傾向など解析できるまでになっているのです。

IoTデバイスで集積されたデータとIoBデバイスが組み合わされば、生活をより豊かにするために気をつけるべき事象などが起きた場合にアラートを通知することなどが可能となります。

 

IoBの活用例

IoBのは以下のような活用がされています。

  • ウェアラブルデバイスによる身体情報収集
  • 自動車の運転情報
  • 位置情報
  • 顔認識

 

IoBにはInternet of BodiesとInternet of Behaviorの2つの意味があります。

Internet of Bodies

「Internet of Bodies」は人間の身体とインターネットをつなぐ技術のことを指します。

IoBデバイスを身に付けることはもちろん、ペースメーカーのように体内にデバイスを埋め込むこともこれに分類されます。

睡眠時間や心拍数の把握を行い、身体機能を維持したりするためのアドバイスを行うことなどに用いられています。

 

Internet of Behavior

「Internet of Behavior」は位置情報、Webサイトの閲覧・購入履歴、運動情報などの個人の行動データを用いて、生活をより快適にするための技術のことを指します。

新型コロナウイルスが蔓延する現在では、顔認識システムを用い、マスクの装着の有無の確認および警告を行ったり、位置情報を用いて感染経路の追跡を行うなど幅広い範囲で活用されています。

 

IoBは生活をより快適にする可能性があるものとして注目を集める一方で、個人のプライバシーなどに関する問題が生じる恐れもあります。

これらの問題や法律に細心の注意を払い、活用法を決めていくことでIoBは非常に有用なものへと進化していくでしょう。

 

 

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参考:IoB(Internet of Behavior/Bodies)とは|活用例や懸念されるリスク |パーソルテクノロジースタッフのエンジニア派遣 (persol-tech-s.co.jp)

参考:IoB(Internet of Behavior/Bodies)とは?活用事例と実用化のリスクについて | IT・ものづくりエンジニアの転職・派遣求人情報なら【パソナテック】 (pasonatech.co.jp)

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