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コロナウイルスの影響によるCTV業界の成長?
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コロナウイルスの影響によるCTV業界の成長?
コロナウイルスの影響によるCTV業界の成長?
先日、Amazon.com Inc.が初のスマートTVである「Amazon Fire TV Omni ($409.99~)」「Amazon Fire TV 4-Series ($369.99~)」のリリースを発表しました。
発売は10月に開始され、それぞれ、43インチから75インチの大きさで販売されます。
このスマートTVの大きな特徴として、Fire TVが入っている点があげられるでしょう。
更に、Alexaにより音声操作やスマートホーム機器の操作などにも対応しているようです。。
さらに「Amazon Fire TV Omni」では話しかけてAlexaを制御できるハンズフリー操作にも対応します。
Alexaにも新機能が加わっていて、視聴傾向から好みの番組を探してくれたりなどいろいろできるようになるようです。
まだ体験したことのない未知のテレビが販売されるようでワクワクしてしまいます。
さて、そんなAmazonですが皆さんが想像する業界と言えば通信販売業界ではないでしょうか?
しかし現在、AmazonはNetflixの視聴、音楽の再生、ビデオゲームの再生などが可能なFire TVのシェアにより、すでにコネクテッドTV業界で最大のプレーヤーの1つとなっています。
実際、Amazonソフトウェアを内蔵している東芝やパイオニアなどの企業のテレビに接続するFire TV sticを含め、1億台以上のFireTVデバイスを販売しています。
このコネクテッドTV業界は、急成長・注目されているエンターテインメントカテゴリの1つです。コネクテッドTV業界で最大のプレーヤーの1つとなっています
特にコロナ禍において、スマートTVの普及が拡大するなか、インドアな生活習慣へと変化した結果、ケーブルテレビの解約が促進、CTV分野の成長へとつながっています。
EMarketer Incによると、デバイスでの広告は今年40億ドルを超えるとのことです。
AmazonはAlphabet IncやApple Inc.と競合して広告ビジネスのマーケットリーダーとなりつつあります。
CTVを通じた広告の課題点
CTVが抱える重大な課題として信頼性があげられます。
従来のTV(リニア放送)では、柔軟性やコスト面で多少欠点があるかもしれませんが、メディアの購入に信頼性への懸念が関わることはほとんどありません。
この懸念に対し、不正を抑制するために積極的なアプローチを提供できるかどうかがCTVを通じた広告をより促進させるための鍵となるでしょう。
また、プレイヤー(アップル、グーグル、アマゾンetc.)の数が増えたことにより、トラッキングや測定が異なる手法で行われていることもCTVの広告市場を難しくしています。
つまり、それぞれの測定が明確な同一の基準の上で行われていないことにより比較ができなくなるということです。
これらの問題はCTV業界がさらに成長していくうえで対処されなければならない問題となります。
Reference : Amazon will start selling its own TVs in October | Ad Age News
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