Twitter の成長戦略は正しいのか?

投稿日：2021年2月26日／更新日：2021年6月22日

SNSとしてよく知られている Twitter ですが、新たな機能を追加することにより更なる成長を促そうとしています。

Twitter は、チップ制度、一部アカウントを「スーパーフォロー」するためのサブスクリプションなどの概要を発表しました。

「スーパーフォロー」とは、年内に導入される見通しであるサービスで、ユーザーが限定コンテンツを提供する対価としてフォロワーに課金することを可能にする機能になります。

Twitterは2023年末までに年間売上高を少なくとも７５億ドル、広告閲覧が可能な１日当たりの平均アクティブユーザー数( mDAU )についても、少なくとも３億１５００万人を目指すと発表しました。

Twitterは通常、100字 ~ 150字程度の短いメッセージを発するために使われていますが、同社は現在、ユーザー同士の会話を可能にする新たな仕組みの開発にも取り組んでいる。

例えば、「スペーシズ（ Spaces ）」と呼ばれる音声によるライブ討論機能や、１月に買収したニュースレター配信サービス、レビュー（Revue）を活用して、より長いコンテンツの共有を可能にする計画を進めている様です。

また、共通の関心を持つユーザーらによる「コミュニティー」作成を認める案も検討している様です。

新しく追加される機能は今年爆発的に流行したClubhouseの機能と似ているものではないかと見受けることができます。

しかしそのClubhouseも第一次ブームが終焉に迫っていると言う印象が見受けられます。

世界で1000万人以上のユーザーを獲得したClubhouseですが、招待生、音声だけでのやり取りという斬新なサービスであったこともあり急激に普及しました。

しかし現在、その勢いは以前ほどではなく、新機能の追加なども特に見られず、今後更なる成長をするためには何らかのカイゼンをする必要があるように思えます。

そんなClubhouseに類似した新機能を追加することを予定しているTwitterは何か＋αで差別化を図ることができなければサービスの定着、普及を期待することはなかなか難しいように感じられます。

今後新たに追加される新サービスがどのような特異点を持つか注目です！

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