ノーコードツールの浸透はエンジニアから仕事を奪うのか?
Blog/Opinion
ECサイトへのBotアクセス。どう対処する?
- TOP
- BLOG/OPINION
- ビジネス
- テクノロジー
ECサイトへのBotアクセス。どう対処する?
ECサイトへのBotアクセス。どう対処する?
今回はデータ分析について書いていこうと思います。
サイト運営をしていくうえでどれだけの人がWebサイトを訪れたのかデータ分析をしていくことは非常に重要です。
しかし近年Botからのアクセスが非常に増加しているという事実もあります。
ではなぜBotからのアクセスがあるとなぜよくないのでしょうか?
「売上=アクセス数×転換率×客単価」
こんな公式見たことありませんか?
今回注目してほしいのはアクセス数なのですが、Botからのアクセスももちろん含まれてしまいます。
つまり
正しいアクセス数を求めることができない→売り上げを正しく予測することができない
ということになります。
まずなぜBotでECサイトにアクセスするのでしょうか?
まずクレカ情報などの盗取です。クレジットカード情報をはじめとする個人情報は金銭を発生する商品として売買されています。
またBotを用いてECサイトから商品を自動で大量購入、高額販売するというケースも少なくありません。
これらの行為によりビジネスは本来よりも大きなファンの離脱に対するリスクを負うことになります。
さらには、Botにより広告クリックが行われ、広告費用が発生していることもあるようです。
こちらに関しては直接的にビジネスのファイナンス面に打撃を与えます。
これらの事からECサイトを守ることは企業にとって非常に重要なタスクの1つとなります。
そこで今回注目したのが
日立ソリューションズが日本で初めて取り入れたBot対策製品「PerimeterX Bot Defender」と呼ばれるものです。
この製品はAI技術を用いてアクセス元がBotなのか人なのかを見分け、人にはCAPTCHAを表示しない製品です。人かBotかの判断は、ブラウザ情報、マウスの動きなどの情報を集め、AIにより判断されます。
CAPTCHAを用いたBot対策は現在まで用いられていましたが、ユーザーに負担をかけておりユーザーエクスペリエンス(UX)に課題がありました。(従来使われていたものとは指定画像を選ぶもの)
しかしPerimeterX Bot Defenderではそれを表示せずにBotか人かを判別できるようになっています。
そしてこのツールは海外事例として99%のBotアクセスを防いだという事実もあります。
ビジネスの方向性・売り上げ見込みなどを考える際にデータは必要不可欠です。
しかしそのデータが正しくないものでは使い物になりません。
そういった点からもしっかりとECサイトの対策をとることは重要になってきます。
参考記事:https://markezine.jp/article/detail/33051
e-commerceに関する記事はこちら
関連記事
scroll